校風データ290校 — もっとも多い言葉は「自由」で41校
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-17
📌 この記事のポイント
- 290校の校風を言葉で集計。もっとも多いのは「自由」で41校、次いで「真面目」34校
- 「自由」は都立15校・私立20校とほぼ互角。都立=自由、私立=厳格という図式は成り立たない
- 「落ち着いた」28校、「自主・自律」26校、「穏やか」24校。校風の言葉は組み合わせで読む
校風は数字にしにくい情報です。それでも学校案内や在校生の声には必ず言葉が出てきます。23区290校の校風を表す言葉を集めて数えたところ、どんな言葉がよく使われるのか、都立と私立で違いがあるのかが見えてきました。
290校校風を確認できた学校
41校「自由」(最多)
34校「真面目」
14校「文武両道」
校風を表す言葉ランキング
※当サイト台帳の「生徒のカラー」欄に含まれる語を数えたものです。1校が複数の言葉を持つため合計は290を超えます。
「自由」は都立にも私立にもある
「自由」を含む41校の内訳は都立15校・私立20校(ほかは国立など)でした。おおよそ互角です。都立は自由、私立は厳しい、という一般的なイメージは、少なくとも言葉の上では成り立っていません。
実際に校則の厳しさを見ると、都立は「ゆるめ」の比率が高い一方で「きびしめ」の学校も相当数あります。数字は校則データにまとめています。制服のない学校は私服の高校16校で紹介しています。

💡 編集部メモ:校風の言葉でいちばん誤解されやすいのが「自由」です。学校側が使う「自由」は、たいてい「自分で決めて自分で責任を取る」という意味で、放任とは違います。宿題が少ない、指導が細かくない、という環境は、自分で計画を立てられる人には合いますが、そうでない人には厳しい環境になります。在校生の声で「合う人には天国」という言い方が繰り返し出てくるのはこのためです。
言葉は組み合わせで読む
校風の欄をよく見ると、単独の言葉ではなく組み合わせで書かれています。
| 組み合わせの例 | 読み取れること |
| 自由・自主自律 | 指導は最小限。計画と実行を生徒に任せる |
| 真面目・落ち着いた | 生活指導がしっかりしている。派手さより堅実さ |
| 活発・文武両道 | 行事と部活が盛ん。時間の使い方の勝負になる |
| 面倒見がよい | 課題・補習が多い。手をかけてもらえるぶん自由度は下がる |
| 穏やか・男女仲がよい | 競争より協調。落ち着いて過ごしたい人向け |
校風を自分で確かめる方法
- 登下校の時間帯に校門の前に立つ。生徒の話し声と歩き方でだいたい分かる
- 文化祭に行く。運営を生徒がどこまで任されているかが出る(文化祭データ)
- 説明会で在校生に質問する。教員の説明ではなく生徒の言葉を聞く
- 「みんなの声」を読む。当サイトの各校ページには在校生・卒業生の声の要約を載せています
よくある質問
校風が合わないとどうなりますか?
学力よりも、3年間の居心地に直結します。厳しい指導が合わない、逆に自由すぎて動けない、というミスマッチはどちらも起こります。偏差値が同じくらいの学校を2〜3校見比べると、自分に合う方向が分かってきます。
校風は変わりますか?
校長の交代や共学化、コース新設で変わることがあります。
校名が変わった高校のように大きな転換をした学校は、数年前の評判が当てはまらないことがあります。
校風から学校を探す
校則ゆるめの学校、テーマから探す、満足度データ分析をあわせてどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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