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部活動データで見る東京23区の高校 — 全300校・延べ8,589部の公式集計

東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-07-25
📌 この記事のポイント

「バスケがしたい」「吹奏楽の強い学校がいい」——部活は学校選びの大きな動機です。ところが部活の情報は学校ごとにバラバラで、比較しづらいのが実情。そこで東京スクールデータ編集部は、東京23区の全日制高校300校の部活動を全校、公式サイトの部活動紹介ページで裏取りしてデータベース化しました(2026年7月時点)。この一次データから見えた「23区の部活のリアル」です。

8,589確認できた部・同好会
281校あたりの中央値
77最多は開成
97%バスケ部の設置率

実は「文化系」のほうが多い

運動系 4,007部(47%)文化系 4,582部(53%)

8,589部の内訳は運動系4,007・文化系4,582。イメージに反して、23区の高校では文化系の部・同好会のほうが多いのです。天文・鉄道研究・クイズ研究・競技かるたなど、文化系は分野の細分化が進みやすく、学校の個性が最も出る領域でもあります。「やりたいことが決まっていない」人こそ、文化系の一覧を眺めると学校の性格がつかめます。

部活数ランキング:最多は開成の77部

順位学校部・同好会数
1開成(荒川区)77
2西(都立・杉並区)59
3東京成徳大学(北区)50
4早稲田大学高等学院(練馬区)49
5國學院大學久我山(杉並区)46
6城北(板橋区)・豊島岡女子学園(豊島区)・駒場東邦(世田谷区)45
9駒場学園(世田谷区)43
10新宿山吹(都立・新宿区)・帝京(板橋区)・朋優学院(品川区)42

1位の開成は77部と、2位の西(59部)に大差。俳句・囲碁・折り紙からボート・クイズ研究まで、まさに「何でもある」状態です。注目したいのは都立の西と新宿山吹がトップ10に入っていること。「部活の充実=私立」というイメージは、データで見ると必ずしも正しくありません。男子校・伝統校が上位に多いのは、同好会文化が代々受け継がれやすいからと考えられます。

生徒イラスト(イメージ)
💡 編集部メモ:部活数が多い=良い、とは限りません。部の数が多い学校は1つの部の規模が小さい傾向があり、少ない学校は1部あたりの部員数が厚く大会実績が出やすい面もあります。「数」より「目当ての部が活発か」が本質です。

設置率ランキング:どこにでもある部活、なかなか無い部活

「その部活がある学校の数」で見ると、上位は屋内球技が独占します。

バスケットボール
292校
バレーボール
280校
バドミントン
266校
硬式テニス
260校
卓球
249校
美術
237校
サッカー
236校
剣道
235校
※300校中の設置校数(当サイト集計)。バーは300校に対する割合。

文化系では美術(237校)・吹奏楽(233校)・演劇(222校)・軽音楽(215校)・写真(200校)が上位。目を引くのはダンス部の226校で、サッカー(236校)とほぼ同水準まで普及しています。ここ10年で「ダンスは定番部活」になったことがデータからも裏付けられます。

逆に「ある学校が少ない」部活は要注意

硬式野球でも175校(58%)にとどまり、4割の学校にはありません。女子硬式野球・アメフト・ボート・馬術・かるた・鉄道研究などはさらに設置校が限られます。「入りたい部活が決まっている人」ほど、志望校リストを部活の有無でふるいにかけることをおすすめします。

気をつけたい「休部・活動休止」

公式サイトで休部・活動休止中の部を明示している学校は21校ありました。実際には明示していない学校でも、部員数減少で事実上活動していないケースがあります。パンフレットの部活一覧は「過去に存在した部」も載りがちなので、①公式サイトの活動報告の更新日、②説明会での「今、部員は何人ですか」という質問の2つで実態を確かめるのが確実です。

よくある質問

兼部(掛け持ち)はできる?
学校によります。文化系同士の兼部を推奨する学校(開成のように部数の多い学校に多い)もあれば、運動部は兼部不可の学校も。募集要項には載らない情報なので、説明会や部活体験での確認がおすすめです。
強豪校かどうかはどう調べる?
大会実績は各校公式サイトの部活動ページ・新着情報で確認できます。当サイトでは公式情報から強豪と判定できた部活に「強豪」表示を付けています(部活動から探す)。
高校から始めても大丈夫?
高校からのスタートが多数派の部活(ラグビー・ボート・アメフト・弓道・かるた等)は初心者歓迎が一般的です。経験者中心の部活でも初心者枠を設ける学校は多いので、部活体験(8月に集中。説明会の分析記事参照)で雰囲気を確かめてください。

部活から学校を探すなら

部活動から探すでは、公式確認済みの部活データを競技・分野別に一覧化しています。かんたん高校診断でも「やりたい部活」から絞り込めます。

本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。

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東京スクールデータ|東京23区の高校えらび(school-data.tokyo)/ データ更新 2026年7月