偏差値と満足度の関係 — 237校集計。施設と制服はほとんど差がつかない
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-28
📌 この記事のポイント
- 編集部の満足度採点と偏差値がそろう237校を集計。偏差値65以上は平均73.5点、44以下は58.0点
- 差が大きいのは進学実績・いじめの少なさ・学習環境・校則の4項目
- 施設と制服はほとんど差がない。偏差値と関係なく満足されている
当サイトでは、公開されている在校生・卒業生の声を編集部が読み込み、原文を転載せず要約・言い換えした上で、10項目(各10点)で独自採点しています。この「みんなの声」の点数と偏差値を並べると、何が満足度の差を作っているのかが見えてきます。偏差値と採点の両方がある237校を集計しました。
73.5点偏差値65以上(41校)
58.0点偏差値44以下(46校)
15.5点その差
237校集計した学校
偏差値帯別の満足度
※100点満点の合計スコアの平均。当サイト独自採点(10項目×各10点)と偏差値の両方がある237校。全298校での平均は66.1点です。
並べると差はありますが、60〜64と55〜59はほぼ同じ(65.7と65.1)で、中間の帯では横並びです。はっきり差が開くのは上端と下端で、65以上の73.5点と44以下の58.0点の間に15.5点の開きがあります。
どの項目で差がつくのか
偏差値60以上のグループと49以下のグループで、項目別の平均点を比べました。
※偏差値60以上のグループと49以下のグループの、項目別平均点の差(10点満点)。
施設は+0.43、制服は+0.68と、ほとんど差がありません。校舎がきれいか、制服が気に入っているかは、偏差値とは無関係に決まっています。
いっぽう校則が+1.33というのは、偏差値の高い学校ほど校則への不満が少ないということです。実際、校則データでも上位校に自由な学校が多く出ています(校則データ分析、私服の高校16校)。

💡 編集部メモ:この結果を「偏差値の高い学校を選べば満足できる」と読むと、たぶん失敗します。差が出ている項目のうち、進学実績と学習環境はそもそも偏差値と同じものを別の角度から見ているだけです。本当に見てほしいのは、差がつかなかった施設・制服・先生のほうです。ここは偏差値では選べないので、説明会と文化祭で自分の目で確かめるしかありません。同じ帯の学校で迷ったときに効いてくるのは、こちら側の項目です。
採点についての注意
- この点数は編集部が独自の基準で付けたもので、特定のクチコミサイトの評点や文章の転載ではありません
- 投稿の時期や件数には学校ごとに偏りがあります。少数の声が点数に影響することがあります
- 偏差値が掲載されていない62校は集計に含まれていません(偏差値が出ていない高校62校)
- 点数の付け方と項目別の全体平均は満足度データ分析に記載しています
よくある質問
偏差値の低い学校は満足度が低いのですか?
帯ごとの平均には差がありますが、帯の中の幅は大きく、44以下の帯でも高い点数の学校があります。平均の話と個別の学校の話を混ぜないでください。
点数はどうやって付けているのですか?
公開されている在校生・卒業生の声を編集部が学校ごとに読み込み、原文を転載せず要約・言い換えした上で、10項目に編集部の基準で点数を付けています。
各校の点数は見られますか?
各校ページの「みんなの声(満足度)」に、10項目の点数と編集部の要約を掲載しています。
満足度から学校を見る
満足度データ分析、校則データ、偏差値の正しい使い方をあわせてどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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