偏差値が高い高校ほど部活も多い — 295校で33部と25部の差
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-30
📌 この記事のポイント
- 公式裏取りの部活データ295校と偏差値を突き合わせた。偏差値65以上は中央値33部、44以下は25部
- 帯が下がるほど部の数も減る。上下で8部の差がある
- ただし部の数と「やりたい部があるか」は別。25部でも自分の競技があれば十分
「進学校は勉強ばかりで部活は盛んじゃない」と言われることがあります。当サイトは全300校の部活動を公式サイトで1校ずつ裏取りしたデータベースを持っています。部活数と偏差値の両方がある295校を偏差値帯別に並べると、イメージとは逆の結果が出ました。
33部偏差値65以上の中央値
25部偏差値44以下の中央値
28部全体の中央値
77部最多(開成)
偏差値帯別の部活数
※部活動数の中央値。当サイトが公式サイトで裏取りした部活データと、偏差値の両方がある295校の集計。同好会を含みます。
上から下まできれいに階段状に並びました。偏差値65以上の中央値33部に対して、44以下は25部。差は8部です。部活数が最も多いのも開成(77部)で、上位校が並びます。
なぜ上位校のほうが部が多いのか
理由はいくつか考えられます。
- 歴史の長い学校が多い。創立から時間が経つほど、同好会が部に昇格して積み上がります
- 生徒が自分で立ち上げる文化がある。自由な校風の学校では、生徒発の同好会が認められやすい傾向があります(校風と校則のクロス集計)
- 文化部の幅が広い。ディベート・クイズ研究・数学・囲碁将棋といった部は、上位校に集中しています(文化部データ)
逆に専門学科の高校では、資格取得や実習に時間を使うぶん部の数が絞られます。数が少ないことが活動の質の低さを意味するわけではありません。

💡 編集部メモ:部の数は、学校選びの決め手にはなりません。33部あっても自分のやりたい競技がなければ意味がなく、25部でもそこに強い部があればそちらを選ぶべきです。見るべきは数ではなく「その部が今も動いているか」。公式サイトに部の名前があっても、部員が集まらず活動を止めている例は珍しくありません。説明会や見学で「今年の部員は何人ですか」と聞くと、一覧では見えない実態がわかります。掛け持ちができるかどうかも確認しておくといいでしょう。
数より「そこに何があるか」
当サイトでは部活動から探すで、競技・分野ごとに設置校を一覧できます。設置校が10校未満の分野もあり、そういう部をやりたい場合は学校が事実上決まってしまうことがあります(珍しい部活動)。
大会実績のある学校を探すなら複数分野で実績のある高校、女子の運動部については女子運動部データをご覧ください。
よくある質問
部活数はどうやって数えていますか?
各校公式サイトの部活動一覧を編集部が1校ずつ確認し、部・同好会として掲載されているものを数えています。休部中と明記されているものは区別しています。
偏差値が高い学校は部活の時間が短いのでは?
活動日数や下校時刻は学校ごとに違い、部の数とは別の話です。実際の活動量は各部の見学で確認してください。
295校しかないのはなぜですか?
部活データと偏差値の両方がある学校に限ったためです。高校募集をしていない学校や、偏差値の掲載がない学校は含まれません。
部活から学校を探す
部活動から探す、部活動データ2026、複数分野で実績のある高校をあわせてどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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