23区の高校分布マップ — 最多は世田谷区37校、最少は中央区2校。都立私立の比率は区で真逆
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-11
📌 この記事のポイント
- 23区の全日制高校は300校。最多は世田谷区の37校、最少は中央区の2校で18倍の開き
- 都立109校・私立184校・国立7校。区によって都立と私立の比率は真逆になる
- 偏差値の中央値も区で大きく違う。港区65・杉並区62に対し、練馬区44・足立区45
「うちの区には高校が何校あるんだろう」。志望校選びを始めると、まずここでつまずきます。東京23区の全日制高校300校を区別に並べると、学校数も、都立と私立の比率も、偏差値の分布も、区によってまるで違うことが見えてきます。
300校23区の全日制高校
37校最多・世田谷区
2校最少・中央区
18倍最多と最少の差
学校数ランキング(23区)
※以下、新宿・目黒 各11校/渋谷・足立・江戸川 各10校/台東・墨田・葛飾 各7校/荒川 4校/中央 2校。当サイト台帳(23区の全日制高校300校)による。
都立が多い区、私立が多い区
23区全体では都立109校・私立184校・国立7校で、私立のほうが多くなっています。ただし区ごとに見ると比率は大きく変わります。
| タイプ | 区 | 内訳 |
| 私立が中心 | 千代田区 | 都立2 / 私立17 |
| 私立が中心 | 港区 | 都立2 / 私立14 / 国立1 |
| 私立が中心 | 文京区 | 都立4 / 私立18 / 国立2 |
| 都立が中心 | 練馬区 | 都立9 / 私立4 |
| 都立が中心 | 足立区 | 都立8 / 私立2 |
| 都立が中心 | 江戸川区 | 都立7 / 私立3 |
都心3区(千代田・港・文京)に私立が集まり、周辺区は都立が中心という構図です。千代田区のように区内在住の生徒が少ない区でも学校数が多いのは、通学で人を集める前提の私立が立地しているためです。

💡 編集部メモ:学校数が多い区が有利、という話ではありません。23区の高校は電車通学が前提で、区の境目は受験にほとんど関係しません。大事なのは「自宅の最寄駅から乗り換えなしで行ける範囲に何校あるか」です。区ではなく
駅から探すほうが、実際の通学圏に近い一覧になります。
偏差値の中央値も区で違う
偏差値が判明している学校について、区ごとの中央値を出すとこうなります。
| 区 | 中央値 | 区 | 中央値 |
| 港区 | 65 | 江戸川区 | 48.5 |
| 杉並区 | 62 | 大田区 | 47.5 |
| 目黒区 | 60 | 葛飾区 | 46 |
| 渋谷区 | 59 | 足立区 | 45 |
| 文京区・品川区 | 58 | 練馬区 | 44 |
※各区で偏差値が判明している学校のみの中央値。母数が1桁の区(中央区は1校)は参考値です。帯ごとの分布は
偏差値帯別マップへ。
差が出るのは、その区に住む生徒の学力が違うからではありません。難関私立がどこに建っているかという立地の問題です。港区には高校募集をしている学校が9校しかなく、そのほとんどが難関校なので中央値が上がります。
区から探すときのコツ
- 自宅の区だけを見ない。隣接区まで広げると選択肢は数倍になる
- 学校数が少ない区の人ほど、早く外に目を向ける。中央区・荒川区は区内だけでは志望校を組み立てられない
- 都立が中心の区は、私立の併願先を区外に探すことになる。通学時間の見積もりを先にする
よくある質問
区外の都立高校も受験できますか?
できます。都立高校の全日制普通科には学区制がなく、都内在住であればどの学校にも出願できます。実際に各校の生徒がどの区から通っているかは
通学区域データで見られます。
中央区に高校が2校しかないのはなぜですか?
中央区は面積が小さく、オフィスと商業の街として発展してきたため、学校用地が限られています。区内在住の中学生は江東区・千代田区・港区方面へ通うのが一般的です。
区ごとの一覧を見る
エリアから探すで23区それぞれの学校一覧が見られます。偏差値から絞りたい場合は偏差値から探す、通学時間で考えるなら駅から探すをどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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