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高校受験の内申点の仕組み — 素内申と換算内申の違い、計算例つき

東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-07-19
📌 この記事のポイント

高校受験の話題に必ず出てくる「内申点」。都立入試では合否の3割を占める重要な数字ですが、「素内申」「換算内申」の違いを正確に説明できる保護者は意外と少数派です。東京(都立)の仕組みを基本形で、計算例つきで解説します。年度・学校により扱いが異なる場合があるため、最新は東京都教育委員会と各校要項でご確認ください。

2つの内申:素内申と換算内申

用語意味満点主な用途
素内申9教科の5段階評定を単純合計45点私立の推薦・併願優遇の基準
換算内申実技4教科(音楽・美術・保体・技家)の評定を2倍にして合計。5教科(25点)+実技4教科×2(40点)65点都立一般(学力検査に基づく選抜)の調査書点

都立一般入試では、換算内申を調査書点300点満点に換算し、学力検査700点・スピーキングテストESAT-J 20点と合わせた総合1020点で合否を判定するのが基本形です(令和8年度実施要綱で確認)。

25点5教科の評定合計
(5×5教科)
+
20点実技4教科の評定合計
(5×4教科)
×2=
65点満点換算内申
🧳

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計算例:オール4の場合

ケース素内申換算内申
5教科オール4・実技オール43620+16×2=52
5教科オール4・実技オール54020+20×2=60
5教科オール5・実技オール44125+16×2=57

注目したいのは2行目と3行目の比較です。「実技オール5・5教科オール4」(素内申40)のほうが、「5教科オール5・実技オール4」(素内申41)より換算内申は3点高いのです。都立入試において実技教科がいかに重いか、この一例でわかります。

生徒イラスト(イメージ)
💡 編集部メモ:実技1教科を4→5に上げると素内申+1、換算内申+2。換算内申1点は調査書点でおよそ4.6点(300÷65)に相当するので、実技+1=入試の約9点分。当日の学力検査で9点を上積みする労力と比べれば、提出物と実技テストのほうがはるかに割に合います。

いつの成績が使われるか

内申を上げる行動リスト

よくある質問

換算内申は自分で計算していい?
通知表の評定から上の式で計算できます。志望校判定の模試でも入力欄があります。ただし正式な調査書点は中学校が作成する調査書に基づくので、仮内申が出たら数字を差し替えて再計算を。
欠席日数は内申に影響する?
評定そのものとは別枠ですが、調査書には出欠の記録が載り、私立の優遇基準では「欠席◯日以内」の条件が付くことがあります。長期欠席の事情がある場合は、中学校の先生と早めに相談を。
都立推薦では内申はどう使われる?
推薦に基づく選抜では、調査書(観点別評価または評定)・集団討論/個人面接・小論文等を学校ごとの配点で総合します。一般入試の換算内申とは計算が異なり、素内申ベースの学校が多数です。募集要項の配点表を確認してください。

内申から出願プランを立てるなら

各校ページの「入試関連」タブに推薦・併願優遇の内申基準を公式要項ベースで掲載しています。偏差値から探すと組み合わせて、学力検査と内申の両面から出願プランを設計するのがおすすめです。

本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。

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