英検・検定の加点データ — 私立132校で確認。「準2級〜3級で+1」が相場
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-02
📌 この記事のポイント
- 私立132校で検定・皆勤等の「加点制度」を確認。うち英検加点は104校
- 相場は「英検準2級〜3級で内申+1」。級・点数は学校とコースで異なる
- 12月の入試相談に間に合わせるなら、英検は10月実施の第2回がラストチャンス
「英検を取ると受験に有利」と漠然と言われがちですが、東京の私立高校受験ではこの話、「併願優遇の内申基準に+1できる」という極めて具体的なメリットを指します。当サイトの入試基準データベース(全298校・1,290行)から、加点制度の実態を集計しました。
132校加点制度のある私立
104校うち英検加点あり
+1加点の相場(準2級〜3級)
10月間に合う英検ラスト回
何が加点になるのか:英検・数検・漢検が3強
※入試基準DBの加点欄における記載の、のべ件数(コース単位)。当サイト集計。
頭一つ抜けて1位は英検。数検・漢検がほぼ同格で続き、「三検定」が加点の主役です。見逃せないのが生徒会・委員会活動(270件)と部活動(239件)、皆勤(185件)。勉強以外の中学校生活も、きちんと点数になるのです。
級の相場:「準2級〜3級で+1」が中心
加点対象の級は準2級と3級がほぼ同数で最多、2級以上を求める(または2級でさらに加点を増やす)学校が続きます。運用は学校差が大きいので、公式要項で確認した実例を2つ挙げます。
| 実例(2026年度要項・公式確認) | 内容 |
| 駒込(文京区) | 英検等準2級以上で+1(3級は加点対象外) |
| 岩倉(台東区) | 3級で+1、準2級で+1〜+2(コースにより異なる・加点上限+2) |
このように「3級から効く学校」と「準2級から」の学校が混在します。狙う学校の要項で級と点数を確認してから受験計画を立てるのが正解です。複数の加点を併用できるか(例:英検+皆勤で+2まで)も学校ごとのルールがあります。

💡 編集部メモ:基準に1足りない場合の「保険」としての検定はもちろん、
基準+加点で1つ上のコース(特進等)の優遇に届く使い方もあります。内申の分布データ(
併願優遇の基準分析)とあわせて戦略を立てるのがおすすめです。
スケジュール:英検は「中3の10月」がリミット
中3・5〜6月(第1回)いちばん安全な回。ここで取れれば夏以降を勉強に集中できる。二次試験(面接)まで7月に完了
中3・10月(第2回)実質のラストチャンス。一次10月初旬→二次11月上旬〜中旬。合格すれば12月の入試相談・出願に間に合う
12月中旬中学校経由の入試相談。ここまでに取得済みの級が加点材料になる
1月(第3回)一次が1月のため、都内私立の加点にはほぼ間に合わない。高校入学後を見据えた受験に
※英検(従来型)の2026年度実施日程(公式)をもとにした目安。S-CBT等は日程が異なります。
よくある質問
都立入試でも英検は有利になる?
都立の一般入試(学力検査に基づく選抜)には検定加点の仕組みはありません(スピーキングテストESAT-Jは別制度)。検定加点は主に私立の推薦・併願優遇の制度です。ただし都立推薦の面接・自己PRで資格を話材にすることはできます。
加点は本番の点数に足されるの?
多くの学校では「内申基準の判定に+1」という使い方です(例:基準5科20のところ、英検準2級があれば5科19で出願可)。当日の得点に加算する学校もあり、要項の記載を確認してください。
3つの検定、どれを受けるべき?
迷ったら英検です。加点採用校が最も多く(104校)、高校・大学入試まで一貫して使えます。数学が得意なら数検も併用価値あり。多くの学校は「いずれかの検定で+1」方式なので、同じ級なら1つで十分なケースが多数です。
加点のある学校を探すなら
各校ページの「入試関連」タブに、加点条件を含む入試基準を公式要項ベースで掲載しています。入試から探すの「英検加点」一覧もどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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