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東京23区の高校 制服データ2026 — 300校を公式サイトで確認してわかった最新トレンド

東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-01
📌 この記事のポイント

東京スクールデータ編集部では、2026年7月〜8月にかけて、東京23区の全日制高校300校の制服を各校公式サイト・公式学校案内と1校ずつ照合する調査を行いました。イラスト掲載の正確性を高めるための調査でしたが、300校ぶんを並べて見えてきた「23区の制服の今」は、それ自体が興味深いデータでした。本記事はその集計による当サイトオリジナルの分析です。

300校調査対象(23区全日制)
283校公式写真・記載で確認
23校リニューアル情報を確認
17校私服・標準服の学校

勢力図:ブレザーが主流。でも「学ラン・セーラー」も現役

制服の型で見ると、23区の高校はブレザー系が圧倒的多数派です。公式資料の記載から編集部が型を判別できた範囲で集計すると、次のようになりました。

ブレザー系
217校
学ラン(詰襟)
50校
セーラー服
38校
私服・標準服
17校
※各校の公式資料の記載から型を判別した集計。男女で型が違う学校(男子は学ラン・女子はブレザー等)は両方に数えている。2026年9月に、型が読み取れなかった95校を公式サイトで調べ直して更新した。

学ランを守り続けているのは、日比谷・両国・戸山といった伝統ある都立進学校と、巣鴨・開成・聖学院などの私立男子校。一方のセーラー服は、女子校の伝統校に加えて、都立でも大泉や小松川(女子)などが現役です。「古い制服=時代遅れ」ではなく、伝統校ほど象徴として型を守る傾向がはっきり出ています。

私服の学校は「難関校」に偏っている

95%
300校中283校(94%)に制服(または標準服)があり、完全な私服運用は17校(6%)と少数派。ただしその17校には麻布・筑波大学附属など難関校が並び、存在感は数字以上です。

制服のない私服・標準服の学校は17校。麻布・筑波大学附属・武蔵など、いわゆる難関進学校が目立ちます。「自主自律」を教育方針に掲げる学校ほど服装を生徒に委ねる傾向があり、私服かどうかは校風を映す鏡とも言えます。標準服(式典用の服はあるが日常は自由)という中間形態の学校もあるので、気になる学校は「日常の服装」を説明会で確認しておくと安心です。

リニューアル動向:この2〜3年で何が変わったか

今回の照合で、公式資料に「リニューアル・新制服」の情報が確認できた学校は23校。直近の主な例です。

学校時期内容(公式確認)
東(都立・江東区)令和7年度〜ブルー基調の紺ブレザー+サックスブルーのストライプタイへ刷新
北豊島工科(都立・板橋区)令和7年度〜男女ともダークネイビーブレザー+青ストライプタイに
晴海総合(都立・中央区)令和7年度〜女子は舵輪ボタンの現代風セーラーに刷新(男子は紺詰襟)
東京家政大学附属女子(板橋区)2025年度濃紺3ピース+グレーの大きめリボンにリニューアル
貞静学園(文京区)2025年女子スラックスを導入
芝商業(都立・港区)2024年度グレーブレザー+青チェックネクタイに刷新
日本大学第二(杉並区)・日本体育大学荏原(大田区)2024年度新制服へ移行
葛飾総合(都立・葛飾区)令和6年度〜スクールカラーのブルー基調チェックに
国本女子(世田谷区)・女子美術大学付属(杉並区)2023年度スラックスを導入

並べてみると、トレンドは2つに集約されます。

① 紺一辺倒から「ブルー・グレー基調」へ

東・葛飾総合・北豊島工科と、都立の新制服はそろって明るいブルーをアクセントにした配色。従来の「紺ブレザーにエンジのリボン」という定番から、サックスブルーや水色のストライプタイへのシフトが進んでいます。グレー系ブレザー(芝商業・広尾学園・豊南など)も増えており、胸元と上着の配色は多様化の一途。

② 女子スラックスの導入(ジェンダーレス化)

貞静学園・国本女子・女子美術大学付属など、女子のスラックス選択制を明示する学校がこの数年で急増しました。防寒面の実用性もあり、今や新規リニューアル校では標準装備に近い扱いです。リボン/ネクタイの選択制とあわせて、「選べる制服」が23区のスタンダードになりつつあります。

生徒イラスト(イメージ)
💡 編集部メモ:リニューアル直後の学校では、在校生は旧制服・新入生は新制服という移行期間が生じます。街で見かける制服と入学後に着る制服が違うことがあるので、最新のデザインは説明会で実物を確認するのが確実です。

よくある質問

制服のデザインはどこで確認するのが確実?
各校公式サイトの「制服紹介」ページと学校説明会での実物展示が確実です。当サイトの制服ギャラリーでは全300校のイラストを一覧できますが、イラストはあくまでイメージなので、最終確認は公式情報で行ってください。
制服の費用はどのくらい?
一式で5〜10万円程度が目安ですが、学校・アイテム数により差があります。都立・私立とも入学時の採寸・購入案内で正確な金額が示されます。指定品の範囲(バッグ・コート・セーターまで指定か)で総額が変わるため、募集要項や説明会で確認を。
「標準服」と「制服」は何が違う?
標準服は「式典等で着用する服はあるが、日常の着用は義務ではない」運用が多い呼び方です。日常は私服可の学校もあれば、事実上ほぼ全員が着ている学校もあり、運用は学校ごとに異なります。

制服から学校を探すなら

当サイトの制服ギャラリーで全300校の制服・私服イラストを一覧できます。各校ページの「学校生活」タブには制服の特徴を、テーマで探すには「制服が人気」の学校一覧を掲載しています。

本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。

あわせて読みたい

📏 高校の校則データ分析
300校の校則を編集部が3段階でタグ付けして集計。「ゆるめ」は都立45%・私立31%で通説どおり。ただし私立は「普通」が9%しかなく二極化していた。
🍱 学食のある高校は52%
食堂の有無を確認できた243校を集計。食堂があるのは127校で、設置率は私立68%・都立20%と私立が3倍以上。弁当・購買・給食まで、毎日の昼をデータで整理しました。
✈️ 高校の修学旅行はどこへ行く?
行き先が確認できた290校を集計。沖縄90校がダントツ、海外実施は28%で台湾・オーストラリア・シンガポールが人気。学校選びへの活かし方も。

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