都立高校の指定校推薦はどこの大学? — 公式で36校を確認。最多は日本大の15校
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-24
📌 この記事のポイント
- 都立68校を学校公式で確かめると、36校で指定校推薦の大学名を確認。最多は日本大の15校
- 次いで東洋大14校、中央大9校。日東駒専のいずれかを挙げる学校が20校、GMARCHのいずれかが17校
- 残る32校は公式サイトに大学名の記載がない。枠の全部ではないので、実際の一覧は学校で確認を
指定校推薦は、高校ごとに大学から届く推薦枠です。どの大学の枠を持っているかは、その高校を選ぶときの材料になりますが、まとまった形では出てきません。東京スクールデータ編集部は、都立68校の学校公式サイト(進路のページ・学校案内・進路状況の資料)を確かめ、指定校推薦の大学名を公表している36校を集計しました(2026年10月)。
36校大学名を確認できた学校
15校日本大を挙げている
20校日東駒専のいずれか
17校GMARCHのいずれか
名前が挙がった大学
※学校公式に載っている指定校推薦の大学名の集計(台帳には1校あたり主な5大学まで記載)。この数字は枠の総数ではありません。
いちばん多いのは日本大と東洋大
日本大15校・東洋大14校が突出しています。学部数が多く、23区の高校と地理的にも近い大学ほど名前が挙がりやすい、という形です。日東駒専のいずれかを挙げた学校は20校で、確認できた36校の半数を超えます。
一方でGMARCHのいずれかを挙げた学校は17校、早慶上理のいずれかを挙げた学校も6校ありました。東京都立大の枠を挙げた学校が3校あり、公立大学の指定校枠も存在します。

💡 編集部メモ:ここで大事なのは「枠があること」と「使えること」は別だという点です。指定校推薦は校内選考を通らないと出願できません。1つの枠に複数の希望者がいれば、1・2年生からの評定平均で決まります。説明会で聞くなら「校内選考は評定平均だけで決まりますか」「昨年その枠を使った生徒は何人いましたか」の2つです。枠が10年前から更新されていない学校もあるので、直近3年で実際に使われたかまで確認できると実態が見えます。
この数字を鵜呑みにしないでほしい理由
- 掲載は各校が公式サイトに出しているものだけで、台帳には1校あたり主な5大学までしか入れていません。実際の指定校一覧はもっと長いのが普通です
- 指定校の枠は毎年変わります。大学側の都合で減ることも増えることもあります
- 枠の一覧は在校生・保護者向けに校内で配られるのが通常で、外部に全部を公表している学校はほとんどありません
- 今回集計できたのは都立36校ぶんで、私立は含まれていません。公式に大学名が見当たらなかった32校も、枠がないとは限りません
指定校推薦そのものの仕組みは指定校推薦の仕組みで解説しています。大学合格実績の読み方は合格実績の読み方と実績が比較できない理由もあわせてご覧ください。
よくある質問
指定校推薦の枠は、高校を選ぶときの決め手になりますか?
決め手にするには情報が足りないのが実情です。枠の一覧が非公表で、毎年変わり、校内選考もあります。「その大学に行きたいから」で高校を選ぶより、行きたい大学への進路が複数ある学校を選ぶほうが現実的です。
校内選考はいつ、何で決まりますか?
多くの学校で3年生の夏から秋に行われ、1年生からの評定平均が中心になります。欠席日数や生活面を見る学校もあります。1年生の成績から効いてくる点は知っておいてください。
私立高校の指定校枠は調べられますか?
私立は公表の仕方が学校ごとに違い、パンフレットや説明会で示されることが多くなっています。当サイトでは各校ページに、公式で確認できた範囲の進路情報を掲載しています。
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本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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