都立高校の推薦は定員の何割? — 普通科20%・工業商業科40%(68校集計)
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-22
📌 この記事のポイント
- 都立68校の推薦枠を集計。普通科は定員の20%が基本で40校がこの枠
- 工業科・商業科は40%(15校)。専門学科・総合学科は枠が広い
- 推薦を実施しない学校、募集割合が10%の学校もある。学科で条件が変わる
都立高校の推薦入試は「定員の◯%まで」と決まっていて、この割合が学校によって違います。枠が広ければそのぶん合格の可能性がある一方、倍率の出方も変わります。当サイトの台帳で推薦の募集割合が確認できた都立68校を集計しました。
40校20%(普通科が中心)
15校40%(工業・商業科)
10校30%(総合学科ほか)
68校集計した都立
募集割合の分布
※当サイト台帳で推薦の募集割合を確認できた都立68校。うち1校は記載がないため上の内訳から外れます。
普通科は20%、専門学科は30〜40%
20%の40校のうち37校が普通科でした。都立の普通科は「定員の2割まで」がほぼ共通の条件になっています。1学年8学級の学校なら、推薦で入るのは60名前後という規模です。
いっぽう40%の15校は、10校が工業系・6校が商業系(重複あり)で、普通科は1校もありません。30%の10校も総合学科4校・芸術系2校など、専門学科と総合学科が中心です。
| 募集割合 | 校数 | どんな学校か |
| 20% | 40校 | 普通科37校。ほかに家政・国際・体育の学科 |
| 30% | 10校 | 総合学科4校、芸術系2校、農業・看護福祉など |
| 40% | 15校 | 工業系10校・商業系6校(重複あり)。普通科なし |
| 10% | 1校 | 進学重視型単位制の学校 |
| 実施しない | 1校 | チャレンジスクール(別方式の選抜) |

💡 編集部メモ:枠が広い=入りやすい、とは限りません。工業科・商業科は推薦の枠が4割ある一方で、その枠に人が集まれば倍率は上がります。実際の通りやすさは枠の広さではなく
その年の応募状況で決まります。推薦の実質倍率は
推薦倍率と一般倍率のデータにまとめました。枠の割合は、むしろ「一般で何人ぶん残るか」を読むための数字として使ってください。
枠が広いと、一般の定員は減る
推薦で4割が決まる学校では、一般入試で争う席は残り6割です。普通科の20%の学校なら、一般には8割が残ります。同じ倍率でも、母数になる席数が違うということです。専門学科を志望していて推薦が使えるなら、一般だけで勝負するより選択肢が広がります。
推薦で見られるのは調査書・面接・小論文(または作文)です。都立の推薦は都立高校の推薦入試 仕組みと対策で解説しています。面接や作文の実施状況は面接・作文データにまとめました。
よくある質問
募集割合は毎年変わりますか?
学科の改編や定員の変更があると変わります。本記事は台帳に記載のある割合の集計です。出願年度の実施要綱と各校の募集要項で必ずご確認ください。
推薦に落ちたら一般は受けられませんか?
受けられます。都立の推薦で不合格でも、同じ学校の一般入試に出願できます。多くの受験生がこの流れで動きます。
推薦の合格ラインは公表されていますか?
都立の推薦は基準を公表しないのが通常です。当サイトも塾等の目安値は掲載していません。各校が公表している配点(調査書・面接・小論文の点数)は各校ページの入試タブに掲載しています。
推薦から学校を探す
推薦入試のある学校一覧、都立の推薦入試ガイド、専門学科・総合学科ガイドをあわせてどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
あわせて読みたい
← コラム一覧へ