都立高校の講習データ68校 — 38校が朝・放課後・長期休業の3つを実施
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-26
📌 この記事のポイント
- 都立68校の講習体制を集計。長期休業59校・朝45校・放課後45校
- 38校は朝・放課後・長期休業の3つがそろう。学校の中で完結できる形
- 工業科・商業科の8校は資格取得のための講習という別の形をとっている
「塾に行かないと厳しいのでは」という不安は、高校選びのときによく出てきます。都立高校は放課後や長期休業に講習を組んでいる学校が多く、学校の中で学習時間を確保できる仕組みを持っています。当サイトの台帳から、講習の実施内容を確認できた都立68校を集計しました。
59校長期休業の講習
45校朝講習・朝学習
45校放課後の講習
38校3つすべてがある
いつ講習をやっているか
※当サイト台帳で講習の記載を確認できた都立68校。1校で複数に該当します。
いちばん多いのは長期休業の講習で59校。夏・冬・春の休みに集中講座を組むのは、都立ではかなり一般的です。次に多いのが朝と放課後で、それぞれ45校。朝は「朝学習」「朝講習」といった名前で、始業前の15〜30分を使う形が中心です。
3つそろう学校が38校
| 実施している時間帯の数 | 校数 |
| 3つすべて(朝・放課後・長期休業) | 38校 |
| 2つ | 13校 |
| 1つ | 9校 |
| 別の形で記載 | 8校 |
68校の半数以上にあたる38校で、朝・放課後・長期休業の3つがそろっています。1日の始めと終わり、そして休みの期間。学習の機会を学校側が用意している形です。

💡 編集部メモ:講習があるかどうかより、誰が対象で、参加が任意かどうかを聞いてください。全員参加の朝学習と、希望者だけの放課後講習では、生活のリズムがまったく違います。部活との両立を考えているなら「放課後講習は何時から何時までですか」「部活との掛け持ちをしている生徒はいますか」まで踏み込むと実態が見えます。長期休業の講習は日数と費用も確認しておくと、夏の予定が立てやすくなります。
工業科・商業科は「資格の講習」
朝・放課後・長期休業という区分に当てはまらなかった8校は、すべて工業系・商業系の学校でした。台帳の記載は「資格取得に向けた講習」「進学補習や資格取得のための講習」といった形で、検定や資格試験に照準を合わせた講習が組まれています。
専門学科では在学中に取る資格が進路に直結します。どんな学科があるかは専門学科・総合学科ガイド、検定の使い方は検定加点データをご覧ください。
土曜授業とあわせて見る
講習と並んで学習時間に効いてくるのが土曜授業です。同じ68校のうち17校が年18〜20回の土曜授業を実施し、47校は毎週休みでした(都立高校の土曜授業データ)。土曜授業のある17校のうち8校は、朝・放課後・長期休業の3つもそろっています。学習時間を厚く取る学校は、複数の手段を組み合わせているという形です。
塾に行くかどうかの考え方は塾なし高校受験は可能かで整理しています。授業時間そのものの違いは学期制と授業時間のデータをどうぞ。
よくある質問
講習は無料ですか?
校内の教員が行う補習は無料のことが多く、外部講師や教材を使う講座は実費がかかる場合があります。金額は学校ごとなので、説明会で確認してください。
講習に出れば塾は不要ですか?
学校の講習は在校生全体を対象に組まれるため、志望校に合わせた個別の対策までは扱わないことが一般的です。どこまでを学校で、どこからを外部でと分けて考えるのが現実的です。
68校しか集計していないのはなぜですか?
当サイトの台帳で講習の記載を確認できた都立が68校だからです。記載のない学校で講習がない、という意味ではありません。志望校の実施状況は公式サイトと説明会でご確認ください。
都立の学校生活を知る
土曜授業データ、都立の推薦募集割合、学期制と授業時間をあわせてどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
あわせて読みたい
← コラム一覧へ