大学附属41校データ — 「附属だから安心」の前に確認したい4つのこと
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-13
📌 この記事のポイント
- 23区に大学の附属・系列高校は41校。うち38校が高校から入れる
- 41校のうち40校が私立。都立に大学附属はなく、国立は東京科学大学附属科学技術の1校
- 日本大学系が6校で最多。附属といっても内部進学の条件は学校ごとにまったく違う
「大学受験をしなくていい」という理由で附属校を考える家庭は多いのですが、附属校なら全員が系列大学に行けるわけではありません。23区にある大学附属・系列高校41校を整理しながら、進学条件のどこを見ればいいかをまとめます。
41校大学の附属・系列校
38校高校から入れる
40校うち私立
6校日本大学系(最多)
41校のリスト
| 系列 | 学校 |
| 日本大学系 | 日本大学第一・日本大学第二・日本大学櫻丘・日本大学鶴ヶ丘・日本大学豊山・日本大学豊山女子 |
| 早慶・学習院・青山 | 早稲田大学高等学院・慶應義塾女子・学習院・青山学院・立教池袋 |
| 明治・中央・専修・駒澤 | 明治大学付属中野・明治大学付属世田谷・中央大学杉並・中央学院大学中央・専修大学附属・駒澤大学 |
| 東京都市大・東海大 | 東京都市大学付属・東京都市大学等々力・東海大学付属高輪台 |
| その他の私立 | 千代田・東洋大学京北・芝浦工業大学附属・文教大学付属・多摩大学目黒・日本工業大学駒場・目黒日本大学・立正大学付属立正・国士舘・昭和女子大学附属昭和・成城学園・東京農業大学第一・日本女子体育大学附属二階堂・國學院大學久我山・女子美術大学付属・文化学園大学杉並・城西大学附属城西・東京音楽大学付属・東京成徳大学・大東文化大学第一・東京家政大学附属女子 |
| 国立 | 東京科学大学附属科学技術 |
※当サイト台帳で「大学附属・系列」と確認できた41校。高校募集をしていないのは昭和女子大学附属昭和・東京農業大学第一・東京都市大学付属の3校です。
「附属=そのまま進学」ではない
附属校を選ぶときに確認すべきなのは、学校名ではなく推薦で系列大学へ進むための条件です。ここは学校ごとにまったく違います。
- 推薦枠の人数。学年定員より少ない学校もある
- 学部の内訳。人気学部だけ枠が少ない、医学部は別基準というケースが多い
- 成績・出席の基準。3年間の評定平均や、統一テストの点数が条件になる
- 他大学受験との併用可否。系列大学の推薦を確保したまま他大学を受けられるかは学校によって扱いが違う

💡 編集部メモ:説明会でいちばん聞きにくいけれど、いちばん聞く価値があるのは「系列大学に進まなかった生徒は、どこへ進学していますか」です。附属校でも半数以上が外部を受験する学校はあります。その場合、外部受験に対応した授業や講習があるかどうかが3年間の過ごし方を左右します。
附属校が向いている人・向いていない人
| 向いている | 考え直したほうがいい |
| 進路 | 行きたい学部が系列大学にある | 学びたい分野が系列大学にない |
| 過ごし方 | 部活や課外活動に時間を使いたい | 難関大学を目指して演習量を積みたい |
| 性格 | 長期的に取り組むことが得意 | 締め切りがないと動きにくい |
附属校は「受験がない」のではなく「評価が3年間ずっと続く」学校です。定期テストの比重が高くなるぶん、コツコツ型のほうが力を発揮しやすい環境と言えます。
よくある質問
附属校から他大学を受験する人はどれくらいいますか?
学校によって大きく違います。系列大学への進学が9割を超える学校もあれば、半数以上が外部へ進む学校もあります。各校の進路実績ページで「系列大学への進学者数」と「卒業生数」を並べて見るのが確実です。
指定校推薦とは違うのですか?
別の制度です。附属校の内部進学は同じ学校法人の中での推薦で、
指定校推薦は他大学から高校に枠が来る制度です。附属校でも指定校推薦を持っている学校はあります。
あわせて確認したいこと
学費は私立の学費データ、進路実績の見方は大学合格実績の読み方をどうぞ。附属校の実績は内部進学と外部合格が混ざって見えることがあるので、数字の前提を確かめる習慣が役に立ちます。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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