私立高校のコース制データ — 109校で確認できたコース名は286通り
東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-23
📌 この記事のポイント
- 高校募集のある私立133校のうち109校でコース名を確認。その名前は286通りあった
- 73校が3コース以上。5コース以上を置く学校も18校ある
- 最も多いのは特進・特別進学系の57校。次が進学・総合進学系の45校
私立高校のパンフレットを開くと、まず「コース」の説明が出てきます。特進、選抜、アドバンスト、グローバル。同じ学校の中で入口が分かれていて、募集人数も基準も別です。当サイトの入試基準データベースから、高校募集のある私立133校のコース構成を集計しました。
286通り確認できたコース名
109校コース名を確認できた学校
73校3コース以上
18校5コース以上
コースの数:3つ以上が主流
※高校募集のある私立133校。入試基準データベースでコース単位の記載があるものを数えました。「記載なし」は出願時にコース分けをしない学校と、要項でコース名を確認できなかった学校を含みます。
どんな系統があるか
| 系統 | 校数 | コース名の例 |
| 特進・特別進学系 | 57校 | 特進/特別進学/特進選抜/難関 |
| 進学・総合進学系 | 45校 | 進学/総合進学 |
| 国際・英語系 | 24校 | 国際/グローバル/インターナショナル |
| 総合・探究系 | 23校 | 総合/探究/文理/キャリアデザイン |
| 選抜系 | 20校 | 選抜/特進選抜 |
| 理数・サイエンス系 | 13校 | 理数/サイエンス/医進 |
| 芸術系 | 12校 | 美術/音楽/デザイン |
| スポーツ・体育系 | 9校 | スポーツ/アスリート |
| 商業・工業・情報系 | 7校 | 商業/情報/ビジネス |
※1校で複数の系統に該当します。コース名に含まれる語で分類しました。
名前は286通り。同じ名前でも中身は違う
109校で確認できたコース名は286通りありました。最も多い「特進」でも11校、「進学」も11校で、ほとんどのコース名がその学校だけの名前です。「アドバンスト」「リベラルアーツ」「本科」のように、名前だけでは何をするコースなのか読み取れないものも多くあります。
そして名前が同じでも中身は別です。ある学校の「特進」は週38時間の授業と7時間目まで、別の学校の「特進」は選択科目が多く部活も両立、ということが起こります。コース名は学校間の比較には使えないと考えて、要項の授業時間数・カリキュラム・進路実績を見てください。

💡 編集部メモ:説明会で聞いておきたいのは「コース変更はできますか」です。1年終了時に成績で上のコースへ移れる学校、逆に条件を満たさないと下のコースへ移る学校、入学時のコースが3年間固定の学校があります。入学後の3年間を大きく左右するのに、パンフレットには小さくしか書かれていないことが多い項目です。あわせて「各コースの人数」も聞いてください。特進が1クラスなのか3クラスなのかで、学校の中での位置づけがわかります。
コースが分かれると、入試の基準も分かれる
コースごとに募集人数と内申基準が別に設定されるため、同じ学校でもコースによって出願できる成績が変わります。併願優遇の基準はコース単位で公表されるのが通常で、上位コースほど基準が高くなります。分布は併願優遇の内申基準データにまとめました。単願(第一志望)の基準は併願優遇より低めに設定されるのが通常です。
基準にわずかに届かない場合は、検定などの加点で届くことがあります(検定加点データ)。特待生の判定をコース単位で行う学校もあります(特待・奨学金データ)。
よくある質問
コースは入試の点数で決まりますか、出願時に選びますか?
両方あります。出願時にコースを指定する学校と、合格後に成績でクラス編成をする学校があります。要項の「出願時学科分けなし」といった記載を確認してください。
下のコースで合格した場合、上のコースに移れますか?
学校によります。年度ごとの成績で入れ替える学校もあれば、固定の学校もあります。説明会で必ず確認してください。
コースによって学費は変わりますか?
私立をもっと詳しく
学校一覧、都立と私立の選び方、併願優遇の内申基準をあわせてどうぞ。
本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。
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