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共学高校でも男女比はこんなに違う — 都立68校。女子85%の学校も男子98%の学校もある

東京スクールデータ編集部 | 公開 2026-08-28
📌 この記事のポイント

「共学だから男女半々」と思って入学したら、クラスに女子が2人しかいなかった。こういうことが実際に起こります。共学校でも男女比は学校ごとに大きく違うのに、パンフレットには載っていないことが多い数字です。当サイトの台帳から、男女別の在籍数が確認できた共学の都立68校を集計しました。

51%女子比の中央値
3345〜55%に収まる学校
9男子が7割以上
7女子が7割以上

半々なのは半分だけ

68校全体の女子比の中央値は51%で、平均像としては男女半々です。ところが45〜55%の範囲に収まるのは33校、40〜60%まで広げても45校。残る23校は男女どちらかに6割以上傾いています

男子が多い9校

学校男子女子
荒川工科荒川区98%2%
墨田工科江東区95%5%
総合工科世田谷区95%5%
蔵前工科台東区92%8%
北豊島工科板橋区91%9%
練馬工科練馬区90%10%
六郷工科大田区79%21%
科学技術(都立・江東区)江東区76%24%
中野工科中野区72%28%

女子が多い7校

学校女子男子
総合芸術新宿区85%15%
工芸文京区75%25%
国際目黒区75%25%
赤羽北桜北区75%25%
忍岡台東区73%27%
晴海総合中央区71%29%
第三商業江東区70%30%
※在籍数は台帳掲載の学年別在籍数から算出。年度で変動します。

傾きの理由は学科にある

男子が多い9校はすべて工業・技術系、女子が多い7校は芸術・国際・商業・家政・看護福祉系でした。普通科の学校で7割を超えるほど傾いた例は、この68校の中にはありません。

つまり男女比は学校の性格ではなく、学科の性格で決まっているということです。工業系に興味のある女子、芸術系に興味のある男子にとっては、この数字が進路選択の心理的なハードルになることがあります。学科の中身は専門学科・総合学科ガイドにまとめました。

生徒イラスト(イメージ)
💡 編集部メモ:比率が偏っている学校を「やめたほうがいい」とは思いません。実際、工科高校では少数派の生徒がのびのび過ごしているという声もあります。ただし知らずに入るのと、知って選ぶのとでは全然違います。説明会で聞くなら「今年の1年生の男女の人数」と「更衣室・トイレなど施設の状況」の2つです。部活が男女別に分かれている場合、少数派の性別の部が成立しているかも確認しておくといいでしょう(女子運動部データ)。

男女別学という選択肢もある

23区には男子校・女子校が合わせて相当数あります。共学の男女比が気になるなら、別学も候補に入れて比べてみてください。別学の状況は男子校・女子校は今も3校に1校にまとめています。

よくある質問

私立の男女比はわかりますか?
本記事は男女別の在籍数が台帳で確認できた共学の都立68校の集計です。私立は公表の仕方が学校ごとに違うため、今回は含めていません。気になる学校は説明会で直接聞いてみてください。
男女比はクラスの中でも同じですか?
学科・コースが複数ある学校では、クラスによって比率が変わります。学校全体の数字と、自分が入るクラスの数字は別に確認してください。
都立は男女別に定員があるのですか?
かつて普通科には男女別定員がありましたが、段階的に男女合同定員へ移行しています。今後の入試では男女比の出方も変わっていく可能性があります。

学校の中身をもっと見る

男子校・女子校データ生徒数データ専門学科・総合学科ガイドをあわせてどうぞ。

本記事の集計・分析は、当サイト台帳(東京23区の全日制高校300校)と各校公式サイト・東京都教育委員会等の公的資料をもとに編集部が独自に行ったものです。制度・基準・日程は変更されることがあります。最新・正確な情報は必ず各校公式サイト・公的機関の発表でご確認ください。

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